【学年/身長】 2年生/17歳/156cm
『はじめまして。ナヅチっていうの、よろしくね』
ナヅチ=パーライト(Naduchi=Pearlite)とある地方からやってきた留学生。
どこにでもいるような温和な少女だが、人並外れた腕力の持ち主。
“ちょっと”力加減を間違えて壁に穴をあけてしまったこともしばしば。
周りが自分より逞しかったため気にしていなかったが、
こちらに来て一般の範疇を越えていることにカルチャーショックを受けた留学初期の思い出。
今はだいぶ力加減を覚えてきているが、感情が高まったりすると“うっかり”することはまだある様子
故郷が田舎だったため、初めての国外・都会の雰囲気に圧倒されつつも毎日楽しんでいる。
特に服や小物等、種類を問わず「可愛いもの」をみては目を輝かせている。
授業態度も至って真面目、座学も実技もしっかり取り組んでいる。
媒体はトランク。普通にトランクとして使用しているが本体そのものの重量が30sはある。
魔力を込め、魔法を発動すると特大ハンマーに変化させることもできるが
正直魔法を使わなくて持ち前の腕力と重量により、鈍器として十分成立する。
『わたしだって雑誌の女の子たちみたいに、おしゃれとかしたいの!』
実家は山奥で鍛冶屋を営んでいる。幼いころから両親を真似て鉄を打って遊んでいた為、基礎は身についており、いずれは家業も継ぐ予定。
家業の事は勿論嫌いではないが、年頃になり「今のうちにおしゃれなども楽しみたい!」という
密かな憧れも芽生え、何とか親を説得し留学することができた。
ただ、根っこが職人気質なのもありいい素材や武器を見るとついつい観察をしてしまう。
『はぁ…わたしの運命の“小鳥”はどこにいるんだろう』
パーライト家に伝わる昔話。とても美しい鋼の翼をもつ小鳥に恋をした鍛冶師がいた。小鳥の羽と自らの魔力を込めて作った鎚は非常に美しく洗練されたものとなった。
不思議なことにその鎚で打たれたものは、鉄屑ですらどれも一級品の作品になったという。
――この昔話を信じ、いつか自分も運命の“小鳥”に出会い最高の鎚を作ることを夢見ている。
その為、魔法の使い方・魔力の質の向上を図ることが、憧れの都会暮らし以外の留学理由の一つ。
しかし本当は愛しさのあまり羽を素材としてむしり取り、鎚を作ったのが真実であることをナヅチは知らない。
また“小鳥”と言われているが、実際は怪鳥のごとく“巨大な鳥”であった。
note
補足友人・敵視、背景としてもどうぞ。血縁・恋仲のみ募集をしておりません。
ゆるっと遊んでいただけたら嬉しいです。
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相良(@zric23)検索避けのため鍵付きですがフォローお気軽に(※3L話題も出てきます)